- 将来に経済的な不安があって、夜も眠れない・・・
- 将来に向けての貯金がなかなか思ったように貯まらない・・・
- 歳をとっても、働きつづけることができるか心配だ・・・
こんな悩みをもってる人は多いのではないでしょうか。
こういった悩みを解決することを、木暮太一先生が、著書「カイジ『命より重い!』お金の話」で教えてくださっていますのでご紹介します。
木暮太一先生は、将来に経済的な不安を感じている人は、
- 時代に適応して、どんな仕事をしてでも生きてける「自信」を身に着けることがなにより大切だ!
と言われています。
木暮太一先生自身もこのことをものすごく大切にされ、数々の実績を残されています。
- 経済入門書作家、経済ジャーナリスト
- 慶応義塾大学、経済学部卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立
- 学生時代から難しいことを簡単に説明することに定評があり、大学時代に自主制作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーに
- 「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」「今までで一番優しい経済の教科書」「いまこそアダム・スミスの話をしよう~目指すべき幸福と道徳と経済学」など著書多数、累計80万部
では、木暮太一先生の教えを具体的に見ていきましょう。
そして後半は、ブチネコ太郎が陰陽太極図(詳しくは「陰陽太極図とは?」参照)を見ながら、どのように木暮太一先生の考えを取り入れていったのかをお伝えしたいと思います。
それでは、今日も少しでも幸せになるために、元気にいきましょう!
【木暮太一先生】将来に経済的な不安を感じているあなたに!《いつまでも働き続けられる能力を身に着けよう!》
今の日本では、じつに20代~40代で85%の人が「将来に経済的な不安を感じている」そうです。
特に20代では、将来への備えとしてせっせと貯金をしているようです。
しかし、将来に経済的な不安を感じているなら、
- 「それを解消するために若い時から貯めるべきものは、「お金」ではなく、「働きつづけられる能力」
だと木暮先生は言われています。
なぜなら、毎月3万円の貯金をいくら続けても、将来の安心は得れないからです。
だからこそ、月給が3万円高いが、将来に役に立たない仕事を選ぶのではなく、月給が3万円安くても、「働きづづける能力」を身に着けられる仕事に就くべきなのです。
「働きつづける能力」=「専門性」?
「働きつづける能力」というと、自分の「専門性」を高めて、一生食いっぱぐれない能力を身につける、というイメージをされるかもしれません。
もちろん、そういう唯一無二の能力を身に着けることができれば、仕事を得ることができるでしょう。
しかし、そのような「専門性」を身に着けても、時代が変わってその能力が不要になったり、新しい技術で代替されてしまったら、意味がなくなります。
例えば、いくら優秀な馬車引きでも、現在には生き残れません。
このように、10年前の花形産業が、時代遅れになっているという例は枚挙にいとまがありません。
その道のプロになることは大事ですが、それだけでは将来も安泰と言えない時代なのです。
「働きつづける能力」=「どんな仕事をしても生きていける自信」
ではどうすればいいのか?
答えは1つ!
- 時代に適応してどんな仕事をしてでも生きてける「自信」を身に着ける
ことです。
なぜなら、
- 仮に、今の会社がなくなっても、その産業自体がなくなっても構わない。
自分は何か別のことをして生きていけるから!
という強い自信を持っている人は、将来に不安を感じないからです。
実際に、「専門性があって、今はたくさん稼げているけど、将来どうなるかわからない」と感じている人より、圧倒的に強いのです。
自分がクビにならなかったとしても、会社が倒産する可能性も十分あり得ます。
そうなったら、「転職」せざる得ません。
- 自分は何か別のことをしても生きていける!
これこそが今の時代に必要な「働きつづける能力」なのです!
「どんな仕事をしても生きていける自信」を生み出す方法
では、「どんな仕事をしても生きていける自信」はどのようしたら生み出せるのでしょうか?
木暮先生は、
- 生き残り、経済的な不安を解消できる人材とは、「変化を怖がらない人材」だ!
と言われています。
それはなぜかというと、
常に変化を経験している人は、環境が変化しても、ストレスを感じにくくなります。
「いつものことだ」と感じることができます。
しかし一方で、長年「安定」した場所にいて、変化を避けてきた人は、ちょっとした変化にも恐れを感じ、耐えられなくなるからです。
その結果、「今の仕事以外できない」「この会社がつぶれたらどうしよう・・・」と考えてしまうからです。
実際、将来も食つなぐために、ある分野の能力を「専門」といえるくらいにまで高めることは難しいことです。
そして、仮にそれができたとしても、10年後にその能力が必要とされているかどうかを見極めるのは、至難の業です。
しかし、変化に慣れておくことは、絶対に無駄になりません。
常に変化を経験している人は、これからの変化にストレスなく対応できます。
「どんな社会になろうとも、自分は生きていける」と思えるようになるのです。
そして、これこそ我々凡人が、どんな時代になっても順応して、将来の経済的な不安に打ち勝つ唯一の方法なのです!
【ブチネコ太郎】将来の経済的な不安に打ち勝つの中にある「精神力」と「技術力」
木暮先生の、「どんな仕事をしてでも生きてける自信を身に着ける」という考え方を聞いて、ブチネコ太郎は、将来に経済的な不安を持っている人にとってめちゃくちゃ役にたつ考え方だと思いました。
そこで、木暮先生の考え方を基に、将来の経済的な不安に打ち勝つための「精神力」と「技術力」の関係を、陰陽太極図を使って深掘りしてみました!
将来の経済的な不安に打ち勝つの陰陽太極図
陰=精神力、陽=技術力
まず、「将来の経済的な不安に打ち勝つ」を、「陰=精神力」と「陽=技術力」にわけてみます。
将来の経済的な不安に打ち勝つの中で、「陰」の「精神力」は、「どんな仕事をしても生きていける自信」です。
例えば、
- 今の会社がなくなっても、転職するから大丈夫・・・
- 今の仕事の収入が下がっても、その分副業で稼ぐから問題なし・・・
- 今の業界自体がなくなっても、また違う業界にチャレンジすればいいし、逆にワクワクする・・・
などの気持ちです。
何が起こるかわからない今のような時代に、最初に必要なのは、スキルや知識よりも、むしろ将来の不安を和らげ、自信を維持する「精神力」なのです。
では、反対に、
将来の経済的な不安に打ち勝つの中で、「陽」の「技術」は、「個人でも稼げるスキル」です。
例えば、
- プログラミングのスキルを使って、副業を始める
- セールスライティングのスキルを使って、他の会社に転職する
- 動画編集のスキルで、フリーランスとして独立する
などです。
この時、多くの人は今の時代に一番稼げるスキルってなんだろう?と考えると思いますが、基本はどのスキルも稼げます。
ただ、お勧めの習得スキルは、「ITスキル」×「セールススキル」になります。
それはなぜかというと、
- 「プログラミング」などの「ITスキル」は、市場がこれからも拡大するので、スキルの需要が広い
- また、「セールスライティング」などの人にモノを売ることが出来る「セールススキル」は、人がいる限り必要な不変のスキルのため、スキルの需要が消えない
- そのため、「ITスキル」と「セールススキル」の掛け合わせは、長く広く稼げるスキルになる可能性が高い
からです。
スキルの習得というと、現在では「ITスキル」の習得と考える人はかなり多いと思います。
しかし、「美容師」「会計士」なとど同じで、そのスキルを習得する人が増えれば増えるほど、「希少価値」が落ちて、そのスキルの単価はどんどん下がってきてしまいます。
(これからは、AI技術によってもITスキルの希少価値が奪われる可能性は十分にあります。)
そのため、泥臭く感じる人も多くいるとは思いますが、自分の習得スキルに、人間の心理を考える「セールススキル」を掛け合わせておくと、「どんな仕事をしてでも生きていける力」は、きっと強化されるでしょう!
(おすすめです!)
陰中陽=温故知新、陽中陰=春夏秋冬
そして、「陰=精神力」を「陽=技術力」とつなぐ時に役に立つのが、今あるモノを土台にして、新しいモノを柔軟に取り入れる「陰中陽=温故知新」の考え方です。
なぜなら、人は本来、何か新しモノを得ることよりも、今あるモノを失うリスクの方に目がいくからです。
例えば、人は、「自分が10万円を得れるチャンス」よりも、「自分が10万円を失うリスク」に強く反応してしまいます。
その差は心理学では約2.5倍と言われています。
だからこそ、我々のような一般人が生き残っていくには、「今あるモノは大事だけど、常に新しいモノを取り入れておかないといけない」という「温故知新」の考えを、かなり強く意識している必要があるのです。
そうすることで、「温故知新」の考えが、「どんな仕事をしても生きていける」陰の「精神力」と、陽の「技術力」をつないでくれるのです。
では、反対に
「陽=技術力」を「陰=精神力」とつなぐ時に役に立つのが、全てのモノ事には必ず寿命がある「陽中陰=春夏秋冬」の考え方です。
なぜなら、全ての「スキル」にも寿命があり、今稼げるスキルも、やがて稼げないスキルになってしまうからです。
具体的に言うと
- 春=導入期:市場にスキルが出始めたばかりで、まだ稼げない
- 夏=成長期:スキルの認知度が増し、どんどん稼げるようになる
- 秋=成熟期:スキルを使える人が増え、稼げる勢いは落ち着く
- 冬=衰退期:スキルが一般化して、稼げなくなる
という「ライフサイクル」となります。
だからこそ、「全てのスキルには寿命がある!」という「春夏秋冬」の考えを常に意識して、「秋=成熟期」から「冬=衰退期」の間には、次の新しいスキルを身に着ける必要があるのです。
そうすることで、「春夏秋冬」の考えが、陽の「技術力」と、「どんな仕事をしても生きていける」陰の「精神力」をつないでくれるのです。
「将来の経済的な不安に打ち勝つ」まとめ〈アクションプラン〉
木暮太一先生は、将来に経済的な不安を感じている人は、
- 時代に適応して、どんな仕事をしてでも生きてける「自信」を身に着けることがなにより大切だ!
と言われています。
木暮先生が言われてることを今日から実行してみましょう!
そのためには、
- まず、変化を怖がらない人になる
- そのために、今あるモノを土台にして、常に新しいモノを柔軟に取り入れる
(お勧めスキルは、「ITスキル」×「セールススキル」) - そして、全てのスキルに寿命があるので、寿命が終わる前に新しいスキルを身に着ける
ぜひ、自分で自分を幸せにするために「どんな仕事をしてでも生きてける自信」を今日から身に着けていきましょう!
「将来の経済的な不安に打ち勝つ」おまけ
2019年に「老後2000万円問題」が話題になりました。
金融庁は「人生100年時代」を踏まえて、男性65歳以上、女性60歳以上の夫婦が年金だけで生きるには、毎月5万円が不足すると計算をしました。
そして、そこから20年生きるとすると1300万円、30年生きるとすると2000万円の資産が必要となると発表されたのです。
そこで銀行は、「豊かな老後を過ごすためには、投資で増やしましょう」となけなしの貯金を投資するように勧めてきたりしています。
しかし、投資にまわせる元金を、最低5000万以上持っていない人の投資は、ほぼ老後の安心を作らないでしょう。
だからこそ、
我々庶民が、「死ぬまで自分の人生を楽しんで生きる」には、まず「どんな仕事をしてでも生きていける自信」が必須となってくるのです。
図々しいまでに「何をやっても生き残ってやる」という「精神力」が必要となってくるのです。
周りの環境がどんなに変わっても、世の中の人やメディアがどんなに悲観的な情報を流してこようとも、
- 周りの環境や情報によって、自分で自分を絶対に不幸にしてはいけない!
- なぜなら、幸せは自分で創って、自分で感じるものなのだから!
とブチネコ太郎はいつも思っているのです!
ものすごく単純に言うと、「とにかく図太く、元気に行きましょう!」って感じですよね!