- 子供たちが強く生きていいくにはどんな知識が必要だろう・・・
- 親の立場からみても「お金の知識」は大切だと思うけど、お金のことは子供とは話しづらい・・・
- なぜ、「お金」のことについて考えると、ネガティブになるのだろう・・・
こんな悩みをもってる人は多いのではないでしょうか。
こういった悩みを解決することを、「西野亮廣先生」が、YouTube動画「【こども用】とっても大切な『お金』の話-西野亮廣」で教えてくださっていますのでご紹介します。
西野亮廣先生は、
- 学校では「お金の勉強」は絶対に教えてくれないので、「お金の知識」は自分でとりにいけ!
と言われています。
西野亮廣先生自身も「お金の勉強」をものすごく大切にされ、数々の実績を残されています。
- 1980年生まれ。芸人、絵本作家、etc
- 1999年、NSCで出会った梶原雄太とお笑いコンビ・キングコングを結成。
- 2005年、『はねるのトびら』ゴールデン進出時に、“スーパースターになりきれなかった自分”に絶望し、テレビ出演を徐々に減らし、絵本制作に取りかかる
- 現在、国内最大の有料会員制コミュニティー(オンラインサロン)『西野亮廣エンタメ研究所』を主宰
では、西野亮廣先生の教えを具体的に見ていきましょう。
そして後半は、ブチネコ太郎が陰陽太極図(詳しくは「陰陽太極図とは?」参照)を見ながら、どのように西野亮廣先生の考えを取り入れていったのかをお伝えしたいと思います。
それでは、今日も少しでも幸せになるために、元気にいきましょう!
【西野亮廣先生】子供たちが強く生きるための「お金の勉強」!
子供たちに必要な知識とは?《お金の勉強》
まず、西野亮廣先生は、子供たちが「夢」や「目標」をもった時に必要なものは何かを話されています。
「健康な身体」「知識」「誰にも負けない思い」「立ち向かう覚悟や勇気」。
もちろんどれも必要です。
しかし、子供たちが「夢」や「目標」を叶える上で持っていないといけないものがもう1つあって、多くの日本人がそれを持っていないと西野先生は言われています。
それは何かというと、
- お金に対する知識
です!
子供たちに必要なお金に対するイメージとは?《お金の勉強の前に必須》
そして、西野亮廣先生は、子供たちに「お金の勉強」を教える前に、まずしておかないといけないことがあると言われています。
それは何かというと、
- お金に対するイメージの整理
です。
なぜなら、日本人の中には、無意識にお金に対して「汚い」「下品」などのイメージをもっている人が多いからです。
実際、子供たちに「お金」の話をしようとすると、親から「そんな下品な話はやめろ」などの非難が飛んでくることが多いそうです。
しかし、よく考えてみると、
- 「お金」自体は単なる道具でしかないから、きれいも汚いもない
- 実際は、「お金」を使う人の中に、きれいな使い方をする人と汚い使い方する人がいるだけ
ということを、多くの人は理解できると思います。
別の事例で考えると、
- 「包丁」は単なる道具で、きれいもきたないもない
- 実際は、「包丁」を使う人の中に、料理に使って人を喜ばす人もいれば、強盗に使って人を悲しませる人もいるだけ
と同じことなのです。
- お金自体に、きれいも汚いもない!
日本では、あなたの想像以上に、お金に対する「ネガティブなイメージ」が強いのです。
だから、子供たちにお金の勉強を教える前に、「お金に対するイメージ」の整理が必須となってくるのです。
なぜ子供たちに「お金の勉強」が必要なのか?
そして、「お金に対するイメージの整理」の次に・・・
「なぜ日本人の中には、『お金対するイメージ』がネガティブな人が多いのか!」
その理由を知る必要があると、西野先生は言われています。
結論から言うと、その理由は、
- あなたが「お金の知識」がない大人になってくれたほうが、国にとっては都合がいいから
です。
これには諸説ありますが、江戸時代の「士農工商の身分制度」のなごりからきていると言われています。
江戸時代には、「士農工商という身分制度」があって、お金を扱う商人の身分は一番下でした。
商人はお金を扱うあさましい存在だとされていたのです。
では、国はなぜそんなことをしたかというと、国民がお金の知識を持って、力をつけてしまうと、コントロールできなくなってしまうからです。
そうなると困るので、国は、お金を稼ぐことはあさましい行為として、国民とお金に距離をとらせて、国民をうっすら貧乏にしたのです。
そうすることで、国は国民を支配してきたのです。
そして、そのなごりが今も残っているいるのです。
(というか、国の考え方は、なんにも江戸時代と変わっていないのです!)
そのため、
- 国は国民にお金の教育を、今も絶対にしない
のです。
子供たちよ!お金の勉強は自分でやれ!
西野亮廣先生は、
- 学校では「お金の勉強」は絶対に教えてくれないので、「お金の知識」は自分でとりにいけ!
と言われています。
なぜなら、自分でお金の情報をとりにいった子と、学校教育に身をゆだねてお金オンチのまま社会に出てしまった子では、これからの時代は貧富の差がすごくついてしまうからです。
実際、現在のおじいちゃんおばあちゃん世代は、国の調子が良かったので、「お金の勉強」をしなくても生きてこれました。
しかし、少なくとも今の子供たちの世代は、それでは絶対無理です。
国や会社に身をゆだねたら、老後まで幸せにいかせてくれるということはもう絶対にないのです。
だからこそ、現在の子供たちは、小学生のうちから、しっかりと自学で「お金の勉強」をしておく必要があるのです!
【ブチネコ太郎】子供たちのお金の勉強は、お金に対する「イメージ」の理解から
西野亮廣先生の、「『お金の知識』は自分でとりにいけ!」という考え方を聞いて、ブチネコ太郎は、子供たちが強く生きていくためにめちゃくちゃ役にたつ考え方だと思いました。
そこで、西野先生の考え方を基に、子供たちのお金の勉強の前提となる、お金に対する「ネガティブなイメージ」と「ポジティブなイメージ」の関係を、陰陽太極図を使って深掘りしてみました!
「お金に対するイメージ」の陰陽太極図
お金に対する、陰=ネガティブなイメージ、陽=ポジティブなイメージ
まず、「お金に対するイメージ」を、「陰=ネガティブなイメージ」と「陽=ポジティブなイメージ」にわけてみます。
お金に対するイメージの中で、「陰」の「ネガティブなイメージ」は、「お金に対する恐怖心や汚いイメージ」です。
例えば、
- お金の話をするのは下品なので、話してはいけない
- お金を持っている人は、何か悪いことをして稼いでいる人だ
- 自分にはお金を稼ぐ力がないので、お金を持っていて力のある人(会社)に従うしかない
などのイメージです。
何も考えずに、社会のレールに乗って進んでいると、知らないうちにこのような「お金に対するネガティブなイメージ」を国から強く植え付けられてしまうのです。
(だから、真面目に社会のレールを進んでいる人ほど、お金に対するネガティブなイメージを強く持ちがちです。)
では、反対に、
お金に対するイメージの中で、「陽」の「ポジティブなイメージ」は、「お金は幸せを作る道具だというイメージ」です。
例えば、
- 自分と自分の家族が幸せに暮らすために、お金のという道具について知ることは大切だ
- お金を稼ぐことは、社会に「価値」を提供して「信用」されることだ
- 自分でお金を稼ぐ力を身に着けることで、社会の中で「自由」に生きることができる
などのイメージです。
私たちは、資本主義(お金主義)というルールの中で暮らしているます。
そのため、お金の知識を身に着け、それを道具としてうまく使いこなせると、自分の人生の「幸せ」や「自由」を得やすくなるのです。
(サッカーのコートの中にいれば、サッカーの知識があって、ボールをうまく使いこなせると、サッカーで「幸せ」や「自由」を得やすくなるのと同じことです。)
陰中陽=個人の追求、陽中陰=社会性の追求
そして、お金に対する、「陰=ネガティブなイメージ」を「陽=ポジティブなイメージ」とつなぐ時に役に立つのが、「陰中陽=個人の追求」です。
なぜなら、自分の人生の「幸せ」や「自由」を追求すると、社会が提供する「お金」のイメージが薄れ、自分の人生に本当に必要な「お金」が見えてくるからです。
例えば、
- 毎年たくさんの服を買っていたけど、自分に必要な服は数点だとわかった
- 人よりいいものではなくて、自分がいいものにお金を使う幸せがわかった
- 自分の持っている価値を人に提供して、お金を稼げることがわかった
などです。
「自分が何者か」を自分でわかればわかるほど、「自分」と「お金(資本主義)」との付き合い方がわかるようになってくるのです。
そして、「個人の追求」を続けることで、お金に対する陰の「ネガティブなイメージ」は、やがて陽の「ポジティブなイメージ」へと変わっていくのです。
では、反対に
お金に対する、「陽=ポジティブなイメージ」を「陰=ネガティブなイメージ」とつなぐ働きをするのが、「陽中陰=社会性の追求」です。
なぜなら、お金の持つ力を追求すると、社会が提供するお金のイメージが濃くなり、自分の人生に本当に必要な「お金」が見えなくなってしまうからです。
例えば、
- 子供によい教育を与えてあげたい思いが、高額な教育費にすり変わってしまう
- 自分がいいと思うものより、人よりいいものや、メディアのいう最高のものを追いかけるようになる
- 自分の持っている価値の提供より、どうやったら短期でもっと儲かるかに終始するようになる
などです。
自分は大丈夫だと思っていても、世の中にはお金を使わせて、中毒にする仕組みが溢れかえっています。
その力はものすごく強く、ぼーっとその情報に触れ続けていると、自分が何者か自分でわからなくなって、自分とお金(資本主義)の付き合い方もわからなくなってしまうのです。
そして、「社会性を追求」を続けることで、お金に対する陽の「ポジティブなイメージ」は、やがて陰の「ネガティブなイメージ」へと変わっていってしまうのです。
「お金の勉強(子供編)」まとめ〈アクションプラン〉
西野亮廣先生は、
- 学校では「お金の勉強」は絶対に教えてくれないので、「お金の知識」は自分でとりにいけ!
と言われています。
西野先生が言われてることを今日から実践してみましょう!
そのためには、
- まず、お金にきれいも汚いもないという、お金に対するイメージの整理が必要
- そして、あなたが「お金の知識」がない大人になってくれたほうが、国にとっては都合がいいという事実を知って、社会のレールの上にある情報から一旦距離をとってみる
- そうすることで、自分が感じる本当の「幸せ」と「自由」に気づき、自分とお金の付き合い方を知る
ことが大切になってきます。
ぜひ、自分で自分を幸せにするために「お金の知識を自分でとりにいく」を今日から始めてみてください!
「お金の勉強(子供編)」おまけ
あなたは、「マトリックス」という映画を観たことがあるでしょうか?
「マトリックス」という映画は、誰かによって作られた世界から目を覚まし、自分の道を生きるというお話になっています。
(映画ではコンピューターが創った仮想現実の世界から、人間が解放されていく模様が描かれています。)
映画の中で、主人公「ネオ」に、道先案内にである「モーフィアス」が、青い薬と、赤い薬を差し出して話す印象的なシーンがあります。
- 青い薬は、今まで通りの幻想を見て、心地いい世界を生きる
- 赤い薬は、真実を見て、その先は不確実で恐ろしい世界を見ることになる
あなたならどちらを選択しますか?
毎日自分が生きている社会のシステムを疑って、この世の真実を探求してみるのか。
それとも、毎日目の前に映し出された、与えられた世界をただ生き続けるのか。
「資本主義」という社会の中で、お金について勉強をして、自分を追求することは、この赤い薬を飲むことになるのかもしれません・・・
「真実」は、あなたに「幸せ」や「自由」という光を与えてくれますが、また同時に「不確実さ」という厳しさも与えてくれます。
だからこそ、多くの人は、「真実」から目を背け、意外と青い薬を飲み続けるのかもしれませんね・・・
あなたは、どちらを選択しますか?
映画「マトリックス」を通じて、私たちが生きている世の中の「真実」を深堀りしたい人は、
⇒【ナオキマン先生】《映画マトリックス》仮想現実の世界から目覚めよ!
を見てみてください!
今生きている世界が、生きづらいと感じている・・・ 今生きている世界に、何か説明できない違和感をもっている・・・ 今生きている世界の「真実」とは何なんだろう・・・こんな悩みをもってる人は多いのではないでしょうか。[…]